FreecomのデュアルUSBメモリー「OTG Tiny USB3.0」で、Androidスマホが便利すぎる件

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最近、すごく便利なガジェットを手に入れたので記事にします。

電車通勤の際に、Androidスマホに入れておいた動画をよく観るのですが困ったことがあります。スマホには32GBのmicroSDXCカードを差してありますが、容量がすぐ足りなくなってしまうんです。

というのも普段よく聞く音楽データが入っていて(ロスレスデータなのでわりと20GB位)、あとは写真やらデータやらが入っていて、自由に出来る空き容量があまりないからです。

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FreecomのデュアルUSBメモリー「OTG Tiny USB3.0」で、Androidスマホが便利すぎる件

そんな残り少ない空き容量(数GB)のなかで、通勤中に観たい動画をパソコンから入れては、観たら消しての繰り返しがとても面倒です。

なんか良い方法ないかな。。。とモヤモヤしていたとき、ある筋からフリーコムの「OTG Tiny USB3.0」をゲットしました。2015年2月に発売されたばかりの新製品です。

手に取った印象としては、めっちゃ小さいUSBメモリーだなぁって。へえ。microUSB端子が付いてるんだねぇ。ふぅん。ってくらい。

で、よく見てみるとボディの後ろの方もUSBメモリーになっている。それも青いからUSB3.0に対応。何コレ?

 

謎のUSBメモリー、OTGとは?

OTGって聞いたことがあるようなないような。ウィキペディア先生に聞いてみました。

USB On-The-Go(略してUSB OTG)は、USB機器どうしを直接接続するインタフェース規格である。パソコン等をホストとせずに、動作時にホスト機器を動的に切り替える機能を拡張したもの。 IEEE 1394のように直接接続できるので、いろいろな機器に応用できる。
2001年12月18日に発行されたUSB OTG 2.0 Revision 1.0 は High Speed (480Mbps) がオプション扱いとなっていたが[1]、2009年5月8日に発行された USB OTG 2.0 Revision 2.0 では High Speed を含み[2]、2011年7月1日に発行された USB OTG 3.0 では SuperSpeed (5Gbps) を含む。

なんだかよく分からないんだぜ?どうやらパソコンではないもの、例えばスマホとかデジカメとかに直結できるUSB規格ということらしい。ただしそれらにUSBホスト機能が付いていることが条件のようです。

とりあえず私のスマホには対応しているようなので実際に試してみました。

FreecomのデュアルUSBメモリー「OTG Tiny USB3.0」を使ってみた

今回ゲットしたのは32GB版です。開封の儀を執り行います。
まずパッケージは良い感じ。ストラップも付いてますね。

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開封してみました。シルバー色のヘアライン加工っていうんですかね。愛機のMacbook Airとも合いそう。

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キャップを外して、microUSB端子側はこんな感じ。

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標準USB端子(USB3.0)の方はこんな感じ。

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しつこいようですが、めっちゃ小さい。

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でわでわMacbook Airに差してみます。いつもながらアップル純正なんじゃね?というくらいMacに似合うのはフリーコムの好きなところ。

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VERBATIMというディスクアイコンが現れます。

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NASにある動画ファイルフォルダを開いて、VERBATIMフォルダにドラッグコピーをします。

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コピーしてます。コピースピードも体感的にまずまず早いです。さすがUSB3.0です。

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取り外して、今度はスマホに差します。

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そうすると画面上にUSBメモリーのマークが表示されます。ちなみにスマホはドコモのSH-01F(Android4.2、2013年冬春モデル)です。

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おもむろに定番のフリー動画プレイヤー「VLC」を開いてみます。

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下の方にある20140407_00026と20140407_00026が、今回コピーしたファイルです。
(USBメモリーから直接開いているのでサムネイルがありません)

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タップすると普通に再生できます。

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すんごくあっけない。ノントラブルで使えました。
パソコンからスマホへコピーをすることなく、OTGメモリー上でそのまま再生できるので非常に便利です。

ベンチマークを取ってみた

こんな小さくて性能的にはどうなんだろう?ちょっと気になってUSB3.0ポートの方で速度を測ってみました。

ベンチマーク

———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 121.209 MB/s
Sequential Write : 20.637 MB/s
Random Read 512KB : 114.903 MB/s
Random Write 512KB : 1.095 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 8.734 MB/s [ 2132.3 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.008 MB/s [ 1.9 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 7.422 MB/s [ 1812.1 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.011 MB/s [ 2.7 IOPS]

Test : 1000 MB [E: 0.0% (0.0/28.8 GB)] (x5)
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)

 

参考までに、今まで常用していたUSB3.0メモリー(ノーブランド)の速度はこちらです。

ベンチマーク

———————————————————————–
CrystalDiskMark 3.0.3 x64 (C) 2007-2013 hiyohiyo
Crystal Dew World : http://crystalmark.info/
———————————————————————–
* MB/s = 1,000,000 byte/s [SATA/300 = 300,000,000 byte/s]

Sequential Read : 81.291 MB/s
Sequential Write : 25.831 MB/s
Random Read 512KB : 74.948 MB/s
Random Write 512KB : 1.685 MB/s
Random Read 4KB (QD=1) : 13.511 MB/s [ 3298.7 IOPS]
Random Write 4KB (QD=1) : 0.014 MB/s [ 3.4 IOPS]
Random Read 4KB (QD=32) : 16.473 MB/s [ 4021.6 IOPS]
Random Write 4KB (QD=32) : 0.014 MB/s [ 3.4 IOPS]

Test : 1000 MB [E: 91.7% (27.0/29.5 GB)] (x5)
OS : Windows 7 Professional SP1 [6.1 Build 7601] (x64)
※どっちもFAT32フォーマット、普段使いのままでの計測です。

比較結果としては、OTGは読み込みが早いようですね。シーケンシャルで120MB/S超えていますので実用上は充分ではないでしょうか。

まとめ

寝る前にパソコンからOTGに動画ファイルをコピー開始しておき、朝にパソコンから抜いて、電車の中でスマホに差してそのまま再生ということができます。これがね、めっちゃ便利なんです。

もちろんスマホのデータをパソコンにバックアップをしたりするのにも便利です。Wi-Fiで行うよりも高速で行えます。

ちなみに現時点、32GBが2,980円、64GBが4,480円で販売されているようです。もう一本買っちゃおうかしら。

 

iPhoneなどのライトニング端子に対応したOTGメモリもあります。

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