40歳くらいになると体力がガタっと落ちてしまい徹夜なんぞもってのほかになってませんか。
眠れない、いらいらする、急に落ち込む、食欲の増減が激しい、などなど、さらっと聞くと鬱病のなりかけみたいな症状はありませんか。
こんにちは、ぶんちょう(@onion_za)です。そんな私もアラフォーです。
さて、女性は閉経によって明確にホルモンバランスが崩れることで更年期障害につながることがあるようですが、男性には閉経はありません。極論言えば80歳でも立つものは立つし出るものは出るし。
だから男性には更年期障害は存在しないという専門家もいる一方、男性も加齢やストレス、その他体調等によってホルモンバランスが乱れてしまい、結果的に更年期障害といえる症状が出ることがあるのも知られています。それが色々調べると40代くらいから始まるらしいという情報も。ぶんちょうも他人事ではありません。同世代の貴兄のためにも調べてみました(ぶんちょうは医療従事者ではないためあくまで参考程度にご覧ください)。
男性の更年期障害(LOH症候群)の症状
うつ症状
何らかの原因による脳内物質セロトニンの不足で神経伝達に影響を及ぼすことで、精神的不調や体調不良を生じるというのが鬱病またはうつ症状と言われています。また男性は女性と比較してセロトニンが多く分泌されているため鬱病にはなりにくいと言われています。ですが、男性だってなる人はなります。
よくある鬱病チェックはこんな感じです。
・いつもできたいたことができない(読書ができないなど)、またはいつもできていたことが非常に億劫である。
・趣味であったことすら興味が湧かなくなる。
・考え事ができない、または考え事をするのに時間がかかってしまう。
・眠れない又は寝付きが悪い、予定より早く目が覚めてしまう、またはいつもより寝過ぎてしまう。
・いつもより食欲が大きく増えすぎている、または大きく減りすぎている。
・いつもより不安感が強く、突然泣きたい気持ちになる。
・原因不明の頭痛やめまい
薄毛・抜け毛症状
実態として薄毛は遺伝による影響が強いようですが、それ以外のホルモンバランスの乱れとストレスなどにより生じる場合があります。
また一説では、円形脱毛とはストレスや疲労が重なったとき、自分の髪の毛を敵対排除しようとする一種のアレルギー反応に近い形で生じるとも言われています。
勃起障害(ED)・精力減衰
女性のように定期的に解消されるものではありませんから、健康な男性であれば夜の営みかソロ活動で解消するのが一般的と思います。でもこういうのが必要ないくらい性欲が大きく落ちている人は注意が必要です。
男性の更年期障害(LOH症候群)の対策
男性ホルモン注射
男性更年期障害の治療で、最も即効性が期待できるのはHRT(ホルモン補充療法)です。通常は2~3週間に1回の割合で男性ホルモン(テストステロン)を筋肉注射します。診断によっては健康保険が適用されるので安い費用で受けることが可能です。でも気軽な感じはしないですね。。
カフェインでごまかす
栄養ドリンクやエナジードリンクを飲むと調子が出る人も多いと思いますが、その多くの効能はカフェインと糖分の大量摂取によるものです。ここぞという時には即効性はあると思います。
でも正直、あまりオススメはしません。というのは一時的に無理ができるようになるだけですから疲れが後に来ます。それにより鬱病またはうつ症状の場合はこじらす可能性もあります。
サプリメントで体調を整える
サプリメントや健康食品または第二類医薬品で、身体の内側から直していく方法です。対処療法というか民間療法に近い考え方ですが、これらサプリメントを摂取することで内臓や神経への効果を期待していきます。
例えば神経細胞の修復に効果があると言われているビタミンB群を摂取することで、自律神経や脳細胞への効果を期待したり。
また俗説かもしれませんが、内臓が衰える→脳が反応して鬱症状を引き起こすとも言われていますので内臓をアシストすると全身に効果が期待できるという考え方です
例えば肝臓にはオルニチンなどのアミノ酸、大腸には乳酸菌といった具合です。
ちなみに過度なサプリメント摂取は肝臓や腎臓に負担をかけるとも言われていますので用法容量を守るのがよろしいかと。
まとめ
この世代の男性たちは家庭や職場での責任感が増す一方の働き盛り世代です。管理職に就くか、若い奴らには負けてられないと現場で奮闘するパパたちのストレスは若い頃のものとは異なります。
共通するのは、過度なストレスを溜めずに健康でいることが第一と言えますので、まあまあ頑張っていきましょうぜ!