外へ遊びに行けない子どもたちのストレス発散に、親子でボードゲームをやってみてはいかが?ということで、ドラえもん版人生ゲームともいえる「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」をやってみましたので、その面白さと、意外に難しいルール説明をさせていただきます。
一人娘も大きくなってきて以前のような子育て関連記事はめっきり減ってしまい、すっかりAmazonレビューとSSD交換、iPadやらイヤホンやらのガジェットネタばかりでしたが、久しぶりに家庭内で子どもと遊んでみました。
ステイホーム!お家で遊べるすごろくゲーム「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」をやってみた
この時期だからこそ、家族と一緒にゲームで遊ぼう!
新型コロナウイルスの影響で、学校にも行けず連休も家で過ごすお子さんが増えています。我が家でも、中学生になる娘は入学式すらできず、友だちと遊びに行くこともできずに家にこもっている娘がいます。私たち大人も呑みに行けないし社内はピリピリしてるし苦痛で仕方がありませんが、ともかくストレス満タンな子どものガス抜きを少しでも出来ればと思い、久しぶりに大型ボードゲームを買ってしまいました。
それがこちらの「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」です。皆さん考えることは一緒のようでお店では品切れが目立ちますが、ネットで探せば購入することが可能です。
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム」自体はある意味シリーズものというか、進化していまして、「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム3」「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム4」「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」と続いています。その違いは「3」なら3つのゲーム、「4」なら4つのゲームが楽しめるよとマイナーチェンジを続けながら遊びの幅が広がっています。
ちなみに繰り返しになりますが「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム」シリーズは品薄なので、携帯版のミニバージョンならお安く簡単に手に入ります。
というわけで「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」の商品内容を確認します。実際に遊びながらスマホで撮ったので、お見苦しい写真が結構ありますがご容赦ください。まずはゲームのコマとなる小さなフィギュアが6個あります。ドラえもん、のび太、ドラミちゃん、しずかちゃん、ジャイアン、スネ夫です。
すごろくゲームには欠かせないルーレットです。写真左上にあるレバーを引っ張って離すと、ドラえもんが上下にふわふわしながらルーレットを回るギミックがなかなか可愛い感じです。
ゲームの中心となる「どこドラカード」がこちら。おもて面には「日本旅行ゲーム」で使うために都道府県名と名物や名産品が付けられたドラえもんが描かれています。
どこドラカードの裏面には「世界旅行ゲーム」で使うために世界中の国名と名物や名産品が付けられたドラえもんが描かれています。
こちらもゲームの要となる「秘密道具カード」です。文字通り、ドラえもんの秘密道具と、そのカードを引いたことにより起こるイベントが書かれています。
あとは人生ゲーム系のボードゲームに欠かせないお金です。「ドラえもん銀行券」と書かれていて、お金の単位は「ドラ」になります。紙幣のみとなります。
最後に、ボードゲーム本体。おもて面では日本一周ゲームのようになっていて、裏面は世界一周ゲームとなっています。日本旅行ゲームと言いながら世界一周とか宇宙旅行などのゲームも楽しめます。マニュアル冊子も付属しているのですが、少し分かりにくかったので、各ゲームのルール説明は後々ご説明しますね。
「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」共通のルール
ここからは基本的な「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」の5つのゲームのうち、4つの共通ルールとなります。
まず前提から。参加者が順番を決めて、順番通りにルーレットを回し、出た目だけ進めるすごろくゲームとなっています。
それぞれのマスには、各都道府県(世界ゲームでは各国)には、「●●ドラ」「ひみつ道具」「おこづかい」「空港」などと書かれています。
例えば岡山県なら「桃太郎ドラ」、鹿児島県なら「西郷どんドラ」というように、地名または国名と、それにちなんだ名物などが書かれた「「●●ドラ」と書かれたマスに止まると、「どこドラカード」を1枚3,000ドラでもらうことができます。必要なかったりお金がなかったりしたらもらわなくても構いません。
「ひみつ道具」と書かれたマスに止まると、「ひみつ道具カード」をもらわなければなりません。「ひみつ道具カード」は大きく4色(ピンク・オレンジ・グリーン・ブルー)があります。それぞれ「ルーレットを回して、6が出たら好きなカードがもらえる」「一番お金を持っている人は一番持っていない人に10,000ドラあげる」など下の方に書かれていることに従わなければなりません。またグリーンとブルーには書かれているお金を払わなければなりません。※かんたん日本旅行ゲームではこれら指示を無視して、単純にもらうだけとします。
「おこづかい」と書かれたマスに止まると、ルーレットを1回回すことが出来、止まった目に書かれているお金をもらうことができます。「おこづかいボーナス」に止まると、ルーレットを2回回すことが出来きますので、たくさんお金をもらえます。
駅や港を経由して、船と鉄道も通常より少ない目で効率的に動けますが1コマ3,000ドラ払わなければなりません。また「空港」と書かれたマスに止まると、他の好きな空港にワープすることができます。ただしワープするには10,000ドラかかります。その他、※世界旅行ゲームではワープできず船や鉄道と同様になります。
このあとは5つ全てのゲームのルールをご紹介します。
ゲーム①「かんたん日本旅行ゲーム」ルール説明
日本旅行ゲームをベースに、保育園児・幼稚園児などでも遊べるようシンプルにした、かんたんモードです。
ルールは、スタート地点を北海道より、6エリア(北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州・沖縄)の各エリアで最低1枚ずつの「どこドラカード」を集めゴール地点の沖縄県那覇市を目指す、すごろくゲームとなります。
勝利条件は、一番早く沖縄のゴールマスに着いた人が優勝となります。「ひみつ道具カード」の指示に従わなくて良いので、人生ゲーム系でありがちな子供同士のケンカは起こりにくいようになっています。
所要時間は「人数×5分程度=10〜30分程度」で、小さな子どもでも飽きずに遊べます。遊びながら日本各地の地名、名物などを覚えたり、おこづかいの計算をすることで算数の基礎を覚えたりすることも出来ます。大人の人も、基本的なルールを覚えるためにこの簡単モードから始めるといいですね。
ゲーム②「日本旅行ゲーム」ルール説明
基本的には「かんたん日本旅行ゲーム」と同じですが、スタート地点もゴール地点も東京です。6エリアの各エリアで最低1枚ずつの「どこドラカード」を集めないとゴールできないという点が異なります。
また「ひみつ道具カード」の指示に従わなくてはいけないので、良いことの起きるラッキーカードや、ペナルティが発生するアクシデントカードにより、ぐんとゲーム性が上がります。所要時間は「人数×10分程度=20〜60分程度」です。
我が家では、ルールを把握するために「かんたん日本旅行ゲーム」をやったあと、こちらをやってみました。娘がだんだん「どこドラカード」の使い方を理解してきて、私を滅多打ちにハメてくるようになりました。くそ、負けないぞ。
ゲーム③「世界旅行ゲーム」ルール説明
日本を飛び出して、全世界で行うすごろくゲームです。ルールは、スタート地点を日本に設定して、世界6つの地域の各エリアで最低1枚ずつの「どこドラカード」を集めて、また日本に戻ってきます。勝利条件は、一番早く戻ってきた人が勝ちとなります。所要時間は「人数×15分程度=30〜90分程度」です。
「日本旅行ゲーム」では空港に止まると好きな空港へワープできましたが、「世界旅行ゲーム」ではワープできず船や電車と同様にルーレットのコマ数だけ進むものとなります。
「日本旅行ゲーム」との違いは、世界各国の地名、名物などを覚えたりすることができることと、移動手段が船や飛行機を多用することから、お金がすぐになくなってしまうため、効率的な動き方が求められる点です。
「世界旅行ゲーム」でやることは「日本旅行ゲーム」と大差ないのですが、世界中を回るには船や飛行機を使わざるを得ず、乗り物料金が結構かかることが大きな違いです。小まめにおこづかいマスに止まってお金をもらっていかないとすぐに無一文になります。かといって陸路ばかりだと負けてしまうのでこのへんのバランスが求められます。
我が家でやってみたところ、嫁は北米から南米に南下してオセアニア、アジア、ヨーロッパ、アフリカと回って日本に戻っていました。私と娘はアジア、ヨーロッパというように逆回り。オセアニアあたりで飛行機を使いまくった私はお金がギリギリになるもブッチギリでゴール間際だったのに、娘が使ったどこドラカードにより無一文になってしまいました。飛行機に乗れなくなりおこづかいカードマスをぐるぐる回って資金稼ぎをしている間にビリになってしまいました。。
ゲーム④「宇宙旅行ゲーム」ゲーム説明
「日本旅行ゲーム」「世界旅行ゲーム」の派生で、日本と宇宙ステーションや惑星・衛星を回って日本に戻ってくるものです。種子島宇宙センターから宇宙に行くことができます。ルールはだいたい一緒なので割愛します。所要時間は「人数×10分程度=20〜60分程度」です。
ゲーム⑤「どこドラならべ」ゲーム説明
どこドラカードを使ったババ抜きというかポーカーのようなゲームです。ババ抜きのように隣の人のどこドラカードを引き、地方または地域が合うカードが揃ったら捨てられるようになり、手持ちのどこドラカードがなくなった人が優勝です。ボードゲームとは全然関係なく、トランプのようなカードゲームとなります。
大人げない「日本旅行ゲーム」「世界旅行ゲーム」「宇宙旅行ゲーム」の攻略方法
「日本旅行ゲーム」「世界旅行ゲーム」とも、各エリアの「どこドラカード」を1枚以上ゲットしないとゴールに進むことが出来ません。そこで大人げない貴兄がどうしても勝ちたい場合は、あるエリアの「どこドラカード」を全て入手してしまうのです。そうすると他のプレイヤーはクリア条件を満たすことが出来ず、自動的に優勝となるのです。
大人同士でやる時には有効ですが、子どもに対してこの攻略方法を実践してしまうと、軽いトラウマになったり二度と遊んでもらえなくなりますので注意しましょう。
まとめ
学校に通えない娘が退屈そうにしているのを見かねて、試しに「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」を買ってみたのですが、これが意外と楽しかったというお話でした。小さな子ども向けのボードゲームかな?と思っていましたがそんなこともなく、それなりにドラえもんに親しんでいる人であれば年齢問わず楽しめることがわかりました。
新型コロナウイルス真っ盛りにも関わらず、うちの会社はテレワークそっちのけで全員出勤な上、通常時よりも忙しくなりました。さらに書きたいブログネタがたくさんあったり、PUBGモバイルにだだハマりした影響で、なんだかクソ忙しい毎日を送っている自分がいます。しかし呑みに行けないしストレス発散もできず、ストレス頭痛が止まりません。
でも子どもの身体ともに大切な時期ですから、自分のことは置いておいてでも何かできることをしておいた方が後悔しないと考え、たかがゲームですが買って家族で遊んでみて、けっこう楽しんでくれたと思います。親の自己満足に子どもが付き合ってくれているだけかもしれませんが、こうしたコミュニケーションは無駄にはならないと思います。
別にトランプでも将棋でも花札でも構わないしテレビゲームでもいいと思いますが、子どもの大切な時期を一緒に過ごしていることをパパママの皆さんはあらためて実感して、同じ時間を過ごされますことをオススメしたいと思います。
それでは本日ご紹介したアイテムをふり返ります。意外と楽しかった「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム5」がこちら。
千円そこそこで変える「どこでもドラえもん日本旅行ゲーム」の携帯版ミニバージョンもオススメです。
遊ぶついでに、お子さまに地名・地理に詳しくなってもらいたい方は、都道府県ゲームもオススメです。
この手のボードゲームと言えば、やはり人生ゲーム。今どきの若い人たちはやったことがないかもしれないので、逆に新鮮かと思います。
以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。