自家用車を所有しておらず、お出かけの際はレンタカーを借りるご家庭も多いかと思います。レンタカーを借りたときに知らないと損する、という情報をご紹介します。
こんばんは、ぶんちょうです。「温泉とプールで遊べる、箱根小涌園ユネッサンへ行ってきた(オマケ:小田原観光)」でご紹介した箱根ユネッサンへ家族旅行したときのことです。この時にニッポンレンタカーで借りたのはスズキのスイフト1200CCでした。小さめの車の方がレンタル料金が安かったので、長距離ドライブでなければこれで充分です。
知らないと損する!レンタカーをガソリン満タンで返却したら返金してもらえた話
ガソリン満タン返しをしてみた結果
いったん家に帰ってきて荷物を下ろし、レンタカーを返す前にガソリンスタンドへ向かいました。ご存じの方も多いと思いますが、レンタカーは基本的にガソリンを満タンにして返却しなければならないからです。
ちなみに、ガソリンを満タンにしないでレンタカーを返却することも可能ですが、その場合は走行距離と車種の想定燃費に応じて料金を支払うこととなります。この料金はレンタカー会社かつ車種ごとに決められていて、自分でガソリンを入れるより割高になるのが一般的です。
立ち寄ったガソリンスタンドで「レンタカーだから、あんまりタプタプに入れないで下さい」と伝えて、入ったレギュラーガソリンは22.2リットル(約4,000円)でした。そんなに走ってないのに???と思いましたがともあれレンタカー屋さんへ行ってクルマを返却しました。
レンタカー屋さんから「走行距離は224kmですね。何か走ってて気になるところはございませんでしたか?」と言われたため、こう伝えました。
「スイフト1200CCで、エコ運転でリッター10kmとは燃費が悪すぎる。少し確認して頂けませんか」
そして次のように続けました。
「今回はガソリンを無駄にしないよう、なるべくゆっくり発車し、無駄な加速減速をせず、東京から箱根も高速道路や有料道路を使って、できるかぎりエコ運転で走っていました。丁寧に走らないと子どもが車酔いしてしまうのでね。あと窓を閉めると子どもが嫌がるのでエアコンもほとんどかけずにいました。にもかかわらず1リッターあたり10kmとはおかしい。15kmくらいは走るんじゃないか」と言いました。
こういうこともあろうかと、ガソリンスタンドのレシートを見せて説明しました。クレーマーとは思われたくなかったので理路整然と事実を伝えました。
すると店員さん「・・・おっしゃる通りですね。少々お待ち下さい」
店員さん曰く、私ぶんちょうへレンタカーを貸す時にガソリンが元々が少なかった可能性があると。例えばレンタカー屋さんの車庫から車庫へ若干走ったなどです。なるほど。ついては過剰に負担したガソリン代を返金してくれることになりました。
レンタカーの燃費の計算方法
このクルマの実燃費が1リッターあたり平均16kmとした場合、走行距離224kmを割ると、、、
224÷16=14
私は今回のドライブ旅行で14リットルを使ったはず、と計算できます。しかし私が入れたガソリンが22.2リットルだったので、
22.2-14=8.2
8.2リットル分を、私は多く負担してしまったことになる。ガソリン代も高騰していますから誤差というには大きいです。
ガソリン代が1リットル180円とした場合、、、
8.2×180=1,476
1,476円分、私はガソリン代を多く負担してしまったことになる。という計算が成り立ちます。
という話をしたら、キリよく1,500円の返金をして頂けることとなりました。証拠の画像はこちらです。ニッポンレンタカーさんありがとう!
レンタカーのガソリンをガソリンスタンドで満タンにしすぎない方法
少し余談になりますが、ガソリン代を節約する方法がもう一つあります。自家用車をお持ちの方はご存じだと思いますが、たまにしか乗らない人は知らないかもという情報です。
クルマにガソリンを入れるとき、ガソリンメーターがFULLになっても更に数リットルは入ります。そのため、ガソリンスタンドの店員さんが真面目な方だと、限界まで入れられてしまう場合があります。
具体的には、給油機のセンサーがほぼ満タンだよと反応してが一度、ガチャという音が鳴り、自動的に給油が停止します。その後、そろそろとガソリンスタンドのスタッフさんが追加給油くれますよね。
ですがレンタカーのガソリン満タン返しは、ガソリンメーターがFULLになっていればいいわけで、厳密に限界まで入れる必要はありません。
そこで、上記で私がガソリンスタンドで言ったように店員さんへ「ガソリン満タンでお願いします。だけど『レンタカーなので、だいたいでいいです』」と伝えるようにしてみてください。
そうすると自動的に給油が停止した後にさらに追加給油することを避けられますので数リットル分(数百円)を浮かすことができます。
レンタカーのガソリン油種が分からない場合
あまり車を使わない人からすれば、入れるべきガソリンがレギュラーガソリンかハイオクガソリンか、軽油なのかガソリンの種類が分からないことがあると思います。この場合はガソリン給油口を開けるとだいたい油種(ゆしゅ)が書いてあります。
ガソリンスタンドに行ってどうしても油種がわからない時は、正直に「わかりません」と言いましょう。その際は、車を借りる時にレンタカー屋さんから預かったファイルブックをガソリンスタンドのスタッフさんへ渡すと調べてくれます。
また軽自動車に軽油を入れてしまうトラブルがあると聞きますが、日本の軽自動車で軽油を使うクルマは存在しませんのでご注意下さい。理由は、軽油が必要なディーゼルエンジンはエンジンが大型になるためです。ですから、日本の軽自動車にはディーゼルエンジンは搭載されていないからです。
また、ハイオクガソリン指定車にレギュラーガソリンを入れてはいけません。異常燃焼やノッキングが発生してエンジン系センサーにダメージを与える場合があるので間違えないように注意しましょう。レギュラーガソリンのほうが安いからといってやっちゃダメです。
逆にレギュラーガソリン指定車にハイオクガソリンを入れた場合は特に問題は起きません。むしろハイオクガソリンにはエンジン洗浄剤が添加されているので、エンジンにとって良いんじゃないかなんて意見もあるくらいです。
さらにレギュラーガソリン指定車に軽油を入れた場合はエンジンを壊してしまうおそれがあります。もしやってしまったらガソリンスタンドなどで軽油を抜いてもらうなどの対応が必要となります。隠そうとしても絶対にバレて休業補償を請求されますのでくれぐれもご注意ください。
まとめ
つい見逃してしまいそうなことですが、気がついて良かったです。レンタカー屋さんにも終始親切に対応してもらえて助かりました。
仕事でレンタカーを使うことが多かったので実はこういうことは2回目なのですが、返金してもらえることをご存じない方もいらっしゃるのではないか、と思いまして記事にしました。
今回のように燃費の良いコンパクトカーやプリウスのようなハイブリットカーをレンタルしていて、粗い走りをせずエアコンガンガンもしないのに「走行距離÷入れたガソリン=平均燃費」が10を下回るようでしたら、私のように元々ガソリンが満タンではなかった可能性があります。
また、そんなときはレンタカー屋の店員さんにガソリンスタンドのレシートを見せて説明するとよいでしょう。こんなトラブルがなくても最近のレンタカー屋さんは走行距離と補充したガソリン量のチェックを行いますので、ガソリンスタンドのレシートは捨てちゃダメです。初めてレンタカーを利用される方は特に覚えておいて下さい。
逆に、渋滞などにハマったり、かつ加速減速が多かったり、エアコン(特に冷房)を使いまくったりするとめちゃめちゃ燃費が悪くなるため、たとえコンパクトカーでも平均燃費は5近く、プリウスでも10前後になることがあります。
渋滞と言えば、子ども連れ旅行で渋滞にハマったとき、お子さんにはタブレット端末でアニメ動画などを見せておくと大人しくしてくれて非常に助かります。車載テレビもいいですがレンタカーには設置できませんし、座席が変わっても渡せるのが便利です。
たまに動画を見せるだけならAmazon Fire HD 8がコスパ最強です。7はヘボすぎるので止めた方がいいです。
iPhoneをお持ちの方はやはりiPadがオススメです。Fire HDより高画質で、ゲームもサクサク動きます。iPhoneと同じAppleIDにしておけばデータの同期も簡単です。
充電がなくなるとヤバいので、クルマを持っていない方もカーチャージャーを一つ持っておくと神になれます。
ちなみに「知らないと損する!レンタカーを予定より早く返却したら返金してもらえた話」なんてネタもご紹介していますので併せてどうぞ。
”https://www.onion-za.jp/hakone-yunessun/”以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございます。ほかにもお出かけ記事がたくさんありますので、どうぞごゆっくり!