突然ですが、「岩下の新生姜」はお好きですか?私なんぞはたまに生姜が食べたくて仕方のない発作が起きることがありまして、そんなときに岩下の新生姜をバリバリ食べながらビールをくいっと飲むのが恒例となっております。
そんななか、元TPDの美魔女アイドル、中川雅子という人が岩下の新生姜グッズにハマっているというツイートを見て、新生姜ミュージアムの存在を知りました。
インスタ映え必至!栃木県にある「岩下の新生姜ミュージアム」へ行ってきた
いっそ新生姜ミュージアムへ行くことに
生姜のミュージアム?美術館なのなんなの?という疑問が芽生えてきてしまい、これは行くしかないと心に決めたのでした。
6月某日、計画を実行する日が来ました。岩下の新生姜ミュージアムは栃木県の栃木駅が最寄り駅となります。都心からは電車で約2時間かかります。北千住から東武日光線で1時間の栃木駅です。
かたやクルマで行くと高速を使わず約3時間。愛車の125ccスクーターLEADで行くことにしました。ルート的には国道4号線をひたすら北上すればいいことが分かりました。
というわけで朝8時過ぎに出発して11時頃に到着しました。電車で来られる方のために写真を撮っておこうと、ついでに栃木駅を見てみました。
電車で行かれる方への情報となりますが、栃木駅からは北口を出て幹線道路である県道31号線を右に行くと10分くらいの位置に新生姜ミュージアムはあります。
電柱にも看板が出ているので迷うことはなさそうです。
また、岩下の新生姜ミュージアムの駐車場は3カ所ありましていずれも無料。バイクでお越しの方は第2駐車場にバイク駐輪場があります。
ということでもったいぶりましたが、新生姜ミュージアムのお姿はこちら。
だいぶ和風な趣ではありますが、ピンクのロゴと「NEW GINGER MUSEUM」の文字が意外なほどマッチしています。
さっそく入ってみましょう。
入場料は無料ですが、入場するとすぐ左側に受付がありまして、記帳をするよう勧められます。とりあえず名前とどのへんから来たかを書きます。
記帳台の隣には、レンタル新生姜ペンライトが置かれています。
これを一体どうしろというのか。
さらに記帳台の隣にはペッパーくんがお出迎え。館内の紹介をしてくれます。
入り口の右側にはミュージアムショップ(売店)とカフェがあります。帰りに見ていくことにします。
正面のステージには、岩下の新生姜の巨大パッケージと、新生姜のライトやぬいぐるみの積み重なったカオスなオブジェが。
せっかくなので知らないお姉さんにお願いして記念撮影をしてみました。ピンクのシャツを着て来てよかった。
ちなみに左側にある巨大な新生姜ペンライトのバースデーケーキは、新生姜ミュージアムの2周年を記念して作られたそうです。
ここのステージではイベントの際に生演奏が聴けるとのこと。ピンクのグランドピアノも設置されています。
順路に沿って歩いて行くと、たくさんのサイン色紙がお出迎えします。有名アーティストから栃木の地元ミュージシャンまで多くの方に支持されている模様。
サイン色紙の隣にはあやしいピンクの自動販売機があります。
新生姜のドリンクかな?と思ってよく見てみると、岩下漬けの素がペットボトルに入って販売されています。新生姜ミュージアム限定販売商品だとか。
500mlで250円という絶妙な価格設定で、ついうっかり買ってしまいました。
ということでミュージアムの本体に入場してみます。もうすでに新生姜にやられまくってますが大丈夫なのか俺。
ちなみに館内での撮影は自由です。禁止されても困りますが。ブログやSNSに乗せてほしいらしい。
白い壁面におびただしい数の新生姜たち。ここまで徹底してくれるとメルヘンささえ感じてしまいます。
まず最初に「岩下の新生姜 誕生物語」と題してストーリー立てた掲示がされています。
時は昭和53年、当時の岩下食品社長 岩下邦夫さんがおいしい食材を求めて飛行機で台湾出張へ出かけた際、機内食で食べた生姜に感動したことがきっかけでした。その台湾在来種の生姜「本島姜(ベンタオジャン)」の食感と風味を日本の食卓に紹介したいということで9年の歳月をかけて開発されたのが、あの岩下の新生姜なわけです。
材料費が安いから外国産の生姜を使っているのではなく、ちゃんとした理由があったわけですな。
本島姜(ベンタオジャン)の豆知識も至る所にあります。
たしかに一般的な生姜と比べてもかなりかたちが違いますな。
そして岩下の新生姜のプロモーショングッズやら派生品やらが展示。
歴代の岩下の新生姜。微妙にパッケージが違います。
中村雅俊がCMキャラクターでしたな。最近見ませんけど。
コラボレーションにも積極的で、ポテトチップス岩下の新生姜味やら、岩下の新生姜ポンジュース味、岩下の新生姜のわさビーフ味など。
岩下の新生姜を使ったレシピがクックパッドでも取り上げられてますね。
ゲシュタルト崩壊しそうな展示
映像ライブラリーでは萌え萌えなアニメが独特の世界観で繰り広げられてました。
このへんのエリアでは新生姜の効能を強くアピールしています。
なにかから逃げるように順路に沿って廊下を歩いて行きます。
最近見ませんが、岩下の新生姜のCMのメロディを慣らせるというベル。
なんだかよくわかりませんがミュージシャンの告知ポスターがたくさん貼られています。小島麻由美、大好きでした。
窓を覗くと無駄に綺麗な日本庭園。そこには生姜はありませんでした。一服の清涼剤とはこういうことを言うのかもしれません。
通路を抜けるとひときわ目立つ生姜のオブジェクト。これは世界最大級の生姜のかぶり物なのだそう。頭を突っ込んで顔を出し、記念撮影することができます。
こんな大きなかぶり物は無理、という方には通常サイズ?があります。
「目指せ!1万ヘッドプロジェクト」と題して、撮影した写真を岩下食品に送るといいことがあるらしい。
そんじゃ私も。おっさんが一人で何をやっているのかと。
「ロックとビールと新生姜」というキャッチコピーと、ミュージシャンのサインが書かれたTシャツなどが展示。
開館から2年そこらしか経っていないのに、めっちゃイベントやってるみたいです。このモチベーションはどこから沸いてくるのだろうか。
新聞の切り抜きなんかも展示。新生姜への愛が感じられます。
奥には「新生姜の部屋」があります。入り口だけ見ると、なんだかサンリオピューロランドに来たような感覚。
やっぱり、お部屋の中は新生姜とピンクにまみれてました。
新生姜と添い寝するシチュエーション。サイケというかカオスというか。
撮影用のパネルを自由に使えます。とにかくSNSにシェアしてもらいたい気持ちが伝わる。
部屋を出たら、お次は「土の中の新生姜」。メルヘンとリアルの狭間に悩まされます。てか、ちょっときもい。
お次は展示コーナーに行ってみたいと思います。
この人が岩下食品の現社長、岩下和了さん。こいつが全部悪いんですよ、きっと。
いやしかしすげえな。生姜へのこだわりなのかなんなのか。
悪い夢に出てきそうなピンクのアルパカちゃん。このミュージアムでは必然性などという言葉は不要です。
知る人ぞ知る、岩下の新生姜ペンライトの歴代メンバー。私は心が汚れているので違うものにしか見えませんが?ちなみに現行機種の岩下の新生姜ペンライトVer,2は売り切れでした。
サムネイルで見ると虫にしか見えない新生姜漬け。
岩下の新生姜のテレホンカード。なんでもかんでもテレカになった時期が懐かしいですな。
プロからアマチュアまで、幅広い方々から寄せられた新生姜イラストや作品たち。
もうどうしたらいいか分からない。
岩下食品の年表を発見。1899年(明治32年)に創業者 岩下源次郎が栃木で開業した八百屋さん「八百源」がルーツとのこと。世襲制で100年以上続いているんですな。
かと思うと新生姜パーカーが。なんだかめちゃめちゃです。本当にブログ書きづらい。
疲れたんで、ちょっと適当に画像貼りますね。
乳幼児向けのプレイルーム。遊具はありませんがアルパカちゃんのぬいぐるみが相手してくれます。
展示室の最深部には「ジンジャー神社」が。もちろん鳥居も新生姜です。
正面から見てみました。意外とよくできてる。
ご神体はやはり新生姜でした。
新生姜絵馬もありました。初穂料は100円。
絵馬には子供達の願い事が書かれています。
おみくじがあったのでやってみました。
やっぱり書かれている新生姜の3文字。
結果は「中」でした。貴方は自分を過小評価しすぎなのではないでしょうか、だと。うっさいわ。
恋愛成就や健康祈願のお守りも販売されています。
一通り見たところでお昼になりましたので、カフェでランチを取りたいと思います。
メニューはこちら。もうおわかりですね。全品に新生姜が使われています。
新生姜の量が3段階で書かれていますのでお好みで選べます。お子様向けのからくないメニューもあります。
食べたいものが決まったら食券を購入します。クレジットカードは使えません。
おなかがペコペコだったので、新生姜カルボナーラと新生姜ピザをオーダー。
キッチンカウンターには無料で自由に増量できる新生姜が山盛りにスタンバイ。まさに新生姜が食べ放題。
新生姜カルボナーラが到着しました。クリームたっぷりで旨そう。
やっぱり新生姜と一緒に食べるべきですね。食べてみると意外や意外。クリームのコクと新生姜の辛み酸味が合います。これは完全にアリです。
お次は新生姜ピザの登場。岩下の新生姜がガッツリのっている野菜ピザ。
野菜のしゃきしゃきと新生姜の存在感。マヨネーズがいい仕事してます。これもアリ。
食後は、新生姜すりおろしの砂糖漬けが入ったアイスコーヒーにチャレンジ。ジンジャーエールとコーヒーを混ぜたような新感覚のドリンクでした。嫌いじゃないけど次はないな、という感じ。ちなみにドリンクは生姜抜きもオーダーできます。
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飯を食ったら一服。中庭に唯一ある喫煙所へ行ってみました。灰皿が新生姜スタイルじゃなくて一安心。
最後にミュージアムショップ(売店)に行ってみたいと思います。
いきなり目に入るのはピンクジンジャーエール。一本買って帰ることにします。
宝焼酎のガリ酎サワーを発見。これ絶対うまいやつだ。2本ゲット。
岩下の新生姜を使用した冷凍宇都宮餃子。かなり魅力的でしたが炎天下の中、3,4時間かけて帰ることを考えてパス。
もちろん定番なやつらも冷たく冷やしてあります。
中川雅子という人が大絶賛の、ご飯にかける岩下の新生姜もありました。これもお土産にします。
わさビーフ味の岩下の新生姜もあります。
そしてここからは岩下和了社長の悪ノリとも思えるお土産に突入。
かわいいところでTシャツ。まあ分かる。
岩下の新生姜アルパカちゃんのぬいぐるみ。まだ分かる。
必要以上に出来のいい食品サンプル。うん、そうか。
調子に乗りすぎた山盛りの新生姜のサンプルは7,800円(税別)
岩下の新生姜のiPhoneケース。絶妙に高いんだぜ?
岩下の新生姜ニーハイソックス。ん?
新生姜が生えたカチューシャ。ああ、あの鹿はイワシカっていうのね。
岩下の新生姜の香りの芳香剤。たしかにあの匂いがしますが。
というわけで、大量のお土産を買って帰りましたとさ。
まとめ
久しぶりのブログ更新のテーマとしてなかなか手強い岩下の新生姜ミュージアムを選択してしまったことに少し後悔。とてもまとまりのない記事になってしまいましたが、とにかく岩下の新生姜を広めたいという愛とカオスに満ちあふれたミュージアムでありました。
栃木県の栃木駅が最寄り駅という、都内から行くには少し遠い場所にはありますが、たかが漬け物に対してこんなに愛情をそそぐことができるということ、それも創業100年を超える老舗企業がここまでぶっとんだものを作って普及に努めている姿を、是非実際に行って体感してもらいたいと思います。
ちなみに土日祝日限定ではありますが、岩下漬けを体験することができますのでお子様でも楽しめると思います。
お出かけデータ
営業時間など
営業時間:施設 10:00~18:00 カフェ 11:00~18:00(L.O. 17:30)
休館日:月曜日・火曜日(祝祭日は除く)、年末年始
電話番号:0282-20-5533(10:00~18:00)
アクセス地図
公式サイト
新生姜ミュージアム
中川雅子の記事
以上、最後までご覧くださり誠にありがとうございました。他にもお出かけ記事をご用意しておりますのでお時間の許されます限りごゆっくりどうぞ。