【レビュー】モバイルモニターLG gram +view 16MQ70を使ってどこでもデュアルモニタ!

ノートパソコンで仕事や趣味作業をしていて、外付けディスプレイを使いたいのだけど置く場所がなく諦めている人はいませんか。NINTENDO SWITCHやPS5を持っているけど、いつもテレビを家族が使ってて遊べないとお困りの人はいませんか。

狭い机や置きっぱなしにできない場所、ちょっとだけ使いたい、あるいは移動先での臨時スペースなどでは、外付けディスプレイを使いたくても置けないですよね。

そんな状況でも外付けディスプレイが使えるようになる、それがモバイルディスプレイモニターです。実際に買ってみました。

目次

1台あるとスゴく便利な「モバイルモニター」とは

ノートPCで仕事や作業をするとき、デュアルモニターでないと全く捗らない。

ノートPCで仕事や作業をするとき、デュアルモニターでないと全く捗らない。

モバイルモニターとは、簡単に言うと持ち運べる小型ディスプレイモニターです。デュアルモニタとして「常設できない場所に置ける」「持ち歩いて営業先でプレゼンに使える」、そして「自分の部屋でNINTENDO SWITCHやPS4/5につないでゲーム用モニタとして使う」などの使い道が挙げられます。

要するに、モバイルモニターが1台あれば何かと家族全員で使えます(たぶん)。私は在宅勤務時に寝室でも仕事ができるようにしたかったので買いました。

どれを買おうか迷いましたが、筆者は普段からたくさんのウィンドウを開いてPC作業しているので2.5K表示のこちらを選びました。

そんなLG gram +view 16MQ70を選んだポイントは次の通りです。

・USB-Cケーブル1本で映像転送と電力供給ができる。
・WQHD解像度(いわゆる2.5K、2560×1440)で、フルHDより表示領域が広い。
・かつ、2.5Kで14インチクラスだと文字表示が小さすぎるから16〜17インチが欲しかった。
・USB-Cポートが左右に1つずつ、計2つある。
・大手メーカーなので耐久性も問題ないだろうという願い。

見落としがちなのが「USB-Cポートが左右に1つずつある」だと思います。実は筆者がモバイルモニターを買うのは2台目でして、1台目のものには片方にしかなく不便でした。

狭い場所で使用するモバイルモニターに対して、長いケーブルを這わせたくない。PCから最短のケーブルで使おうとしたときに、左右どちらかに1つしかないと設置場所が限られてしまいます。これがやたら不便でした。

LGモバイルモニターLG gram +view 16MQ70の使用感レビュー

LGモバイルモニターLG gram +view 16MQ70のスペック・仕様

モニタサイズ:16インチ
解像度:2560×1600(アスペクト比16:10)
表面処理:ノングレア(非光沢)
パネル:IPS方式 液晶(視野角170/170)
表示色等:1677万色、DCI-P3:99%
輝度:350 cd/m2
リフレッシュレート:60Hz
応答速度:30ms(GtoG)
最大消費電力:8W(定格5V=2A)
サイズ(幅x高さx奥行き):360x246x8 mm
重量:670g(カバー装着時990g)

LG gram +view 16MQ70のここがGOOD!(メリット)

実際にオニオン座がモバイルモニター「LG gram +view 16MQ70」を使った感想は次の通りです。

・2.5K解像度&16インチは自分にとってちょうど良かった。Windowsで文字サイズ100%でも使えるし、目をいたわるにしても120%表示で実用域。逆に2Kでは狭いし4Kでは表示が小さすぎる。

・「USB-Cポートが左右に1つずつ、計2つある」は大正解。短いUSB-Cケーブルを使えるし、PCの右に置いたり左に置いたりも簡単。

・感覚的に発色が良好でギラつきも特にない。MacBookProと並べて使ってもあまり違和感がない。

・軽くて薄くてベゼルが狭い。

・ややお高めだが、接続時のエラーもなく、LGなら長く使えそうという安心感も○。

LG gram +view 16MQ70のここが微妙(デメリット?①)

どこのモバイルモニターもいっしょだけど、角度調整ができないのがマイナス。タブレットスタンドなどを別に買って便利に使いたい。

どこのモバイルモニターもいっしょだけど、角度調整ができないのがマイナス。タブレットスタンドなどを別に買って便利に使いたい。

実際にオニオン座がモバイルモニター「LG gram +view 16MQ70」を使って、「うーん、まあ気をつければいいか」と思ったことは次の通り。

・付属のマグネット式カバーがスタンドにもなるのだが、角度調整は出来ないし不安定。結局、筆者は書見台に立てかけて使用している。

・モバイルモニター共通の悩みとは思うが、カバンに入れて曲げてしまったりした場合に壊れそうな印象。iPadなどのように良いハードケースがあればいいのだが見つからない。

LG gram +view 16MQ70のここは注意(デメリット?②)

5年くらい前に発売されたWindowsパソコンでもDP Altモードは対応していることが多い。

5年くらい前に発売されたWindowsパソコンでもDP Altモードは対応していることが多い。

実際にオニオン座がモバイルモニター「LG gram +view 16MQ70」を使って、「うーん、まあ気をつければいいか」と思ったことは次の通り。

・当機に限らないことだが、USB-Cで映像出力を可能とするオルタナティブモード(Alternative Mode)に対応しているのは、USB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2)以降またはThunderbolt3/4という規格のケーブルに限られる。(その意味でも短いケーブルが使いやすいのは大きなメリットとなる)
※パッケージにはケーブル1本が同梱されてます。

・もちろんPC側もオルタナティブモードに対応したUSB−Cポートがあることが前提。最近販売されているPCはWindowsもMacも対応している。また感覚的にはIntel8世代(2017年)以降のPCなら割と対応していると思われる(※正確にはご自身でご確認ください)。

総論

もうHDMIケーブルと電源用USBケーブルの2本使い必須なモバイルモニターには戻れない。

もうHDMIケーブルと電源用USBケーブルの2本使い必須なモバイルモニターには戻れない。

・機能も質感も使い勝手も安定性も全く問題ナシ。めったに外へ持ち出さない筆者としては全く不満がない。買ってよかった。

・微妙な点、注意すべき点は挙げたけど、いずれも本機に限ったことではなくモバイルモニター共通の話であって、いずれも認識していれば問題ない。

 

モバイルモニターの選び方

最後に、ここまでご覧になってモバイルモニターに興味を抱いた方のために、モバイルモニターの選び方をご紹介します。が、その前にどんな商品が売れているかを確認します。

ディスプレイサイズ:大小様々あるが、ノートPCくらいのサイズが多い
ディスプレイ解像度:よく売れているのはフルHD(1920×1080)〜4K(3840×2160)
バッテリー:内蔵しているものもあるがやや高価。PCから給電できるのでバッテリーはなくていい。
映像転送:たまに例外があるが、よく売れているのはUSB-Cケーブルのみで接続できるタイプ。
価格:安い無名中華ブランドは1万円台から。でも安いのは品質が安定していないようでレビューが散々。。

以上を踏まえ、私のように「フルHD解像度では狭い」とワガママを言わない人は、以下を選ぶといいでしょう。このへんが最も売れているので価格も安定してコスパも高く、普通に使う分に不満は生じないと思います。

ディスプレイサイズ:13〜15インチクラス
ディスプレイ解像度:フルHD(1920×1080)
バッテリー:内蔵していないもの
映像転送:USB-Cケーブルのみで接続できるタイプ。

例えばこのあたりでしょうか。

以上、最後までご覧くださりありがとうございました。ブログ「オニオン座」がお届けしました。関連記事もどうぞご覧ください。

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