リカちゃんファクトリーの工場見学
リカちゃんキャッスルの中心に位置する「リカちゃんファクトリー」では、こんな感じで工場を上から見ることが出来ます。完全オートメーションではなく、手作業が多いのには驚きです。
リカちゃんの製造は、大きく4つの工程で作られています。
まずは顔を描く「彩色」です。マスクがけして塗料を吹き付けて、注射器で目の中に星を入れていきます。
卵ケースのようなものに入れられているのは、リカちゃんの頭の部分です。
頭に髪の毛を植える「植毛」です。ミシンで編んだ髪の毛に熱で癖をつけたりカットしたり、けっこうな手作業です。
髪の毛はきれいにとかして約100度のオーブンに40分間入れて癖を付けて、髪をそろえてカットするのだそうです。
髪の色にあわせて様々な素材が用意されているようです。
カラダを組み立ててドレスを着せる「組立」です。超音波圧着でくっつける本格派。
こんな普通のお姉さんが作っているんですねえ。
最後に「検査」します。
職人のお姉さん方が作っています。思いっきりメイドインジャパンですね。これだけ手間がかかっていれば中国製みたいに安くはならないですな。
リカちゃんのお部屋
マンガのようにピンクなお部屋です。女性の皆さんはレンタルドレスを着ているので、まるでリカちゃんの世界に入ったように楽しんでいます。もちろん写真撮り放題。
等身大のリカちゃんドレッサーでおめかしもできます。
そんなところに突然現れる福島空港。それもANAです。なぜなのでしょうか。
なるほどね。リカちゃんと一緒に世界旅行に行くようなコンセプトです。
ハワイでリカちゃんとツーショット写真も撮れます。
香港でチャイナドレスのリカちゃんと。
リカちゃんお人形教室
「リカちゃんお人形教室」ではベースとなるリカちゃんを選び、洋服、靴、帽子などの好きなグッズを選んでコーディネートできるというコーナーです。まあまあ混雑してます。
「リカちゃんお人形教室」の料金表はこんな感じです。リカちゃん本体+ドレス+ピアス+靴+ブラシ+帽子のセットで2,000円なり。さらに着せ替え用にドレスを余分に欲しければ、800円追加してドレス2枚コースを選びます。
リカちゃんもドレスも靴も好きなものが選べます。子どもにとってみれば夢のような世界で、うちの娘のテンションは最高潮。
リカちゃんも髪の毛の色違いがたくさん。でも、こんなに並ぶとちょっと気味が悪い。
リカちゃんだけでなく双子の妹「ミキちゃん・マキちゃん」も選べます。リカちゃん同様にコーディネートできて、お人形本体+ドレス+小物で2,233円なり。
リカちゃんお人形教室で一式購入すると、こんな証明書をもらうことができます。
支払いにはクレジットカードが一通り使えます。ギフトカードとか商品券、おもちゃ券などは使えません。
注意点としては、服を選んで、お会計をしてから着せてあげてください。
リカちゃんリトルファクトリー
さあ、さらにディープな世界に突入します。リカちゃんリトルファクトリーです。
前述の「リカちゃんお人形教室」では服や小物グッズなどを好きなように選ぶ感じでしたが、リトルファクトリーはもっと細かなカスタマイズができます。ガチでやると数万円かかりそう。子供向きというより完全に大人向きです。
リカちゃんリトルファクトリーでは、顔・髪の素材・髪の長さ・ヘアスタイルなどの部品単位でオーダーメイドすることができます。組み合わせは無限大ですな。
髪型のオーダー&リメイク料金表がこちら。オーダー内容も価格ももはやリアル美容院じゃね?もう何でもあり。完成までの期間は1〜2ヶ月とのこと。
着せ替え用の服は、お洋服もドレスも和服もあります。もちろん、ここでもクレジットカードは一通り使えます。
和服の着せ替え服もたくさん。リカちゃん用だけでなくジェニー用のハロウィン風和服とか。
もうね。もはや男の子には分からないレベル感。ハンパねえっすw。
でも本当に良く出来ているの。ちょっと欲しくなってしまいます。
リカちゃんショップ(売店)
ここではリカちゃん関連のお菓子やお土産物を販売しています。
会場限定グッズ「リカちゃんキャッスル喜多方ラーメン」にはワロタwww。買いそびれたことにめちゃ後悔。生麺ではなくインスタントです。
トミカ・プラレールコーナー
お姉ちゃん妹がリカちゃんに興じている間、男の子は退屈かもしれません。そんな男の子たちにオススメなのはこちらのコーナー。大量のトミカ・プラレールで遊ぶことが出来ます。
このコーナーは定員制のため、早めに予約しておいた方が良さそうです。うちらは満員のためあきらめました。ちなみに、ここは別料金で30分300円かかります。
タイムスケジュールをパシャリ。よかったら参考にして下さい。
遊び終わってランチタイム
リカちゃんキャッスルの迎え正面に食堂が1件ありますが、近くには飲食店どころかコンビニすら見当たりません。でも敷地内ではフランクフルトやコロッケパン、アイスクリームやかき氷などが移動販売されています。お値段はひとつ200円前後と良心的です。
また飲食物持ち込み禁止など書かれていませんので、お弁当を持ち込んでも問題なさそうです。テーブルやベンチもたくさんありますのでのんびりお昼ご飯を食べることができます。
あと常設か分かりませんが、ぶんちょうが行ったときにはミニSLならぬミニ新幹線が走っていました。別料金(数百円)ですが娘は大喜びでした。
ちなみにお城の中は全面禁煙ですが、敷地内に喫煙所が1箇所あります。もちろん再入場もOK。ありがたい。
まとめ
リカちゃん好きには本当にたまらない施設だと思います。ただ、あまり広くはないため、よほど好きな方でない場合は長くても半日あれば充分な内容です。
また閉園時間が16時と意外と早いので、旅行の組み立てには少し注意が必要です。
場所柄、正直気になる放射線量ですが近くに計測器がありまして(運転中のため撮影できず)、この日は「0.01マイクロシーベルト/時」でした。東京より放射能レベルが低いので心配ないですね。
クルマなら近くに鍾乳洞「あぶくま洞」がありますので、セットでお出かけしてみてはいかがでしょうか。
「あぶくま洞」については、また別の機会に投稿します。
リカちゃん ドレス LW-15 フラワーシャワーウェディング
お出かけデータ
営業時間等
営業時間:10:00~16:00(最終入館は15:30までとなります)
定休日:月曜日休館
お問い合わせ先 TEL:0247-72-6364(受付時間:水~日曜 10時~16時)
公式サイト
https://www.liccacastle.co.jp/
アクセス地図
〒963-3401 福島県田村郡小野町小野新町中通51−3
クルマ:常磐自動車道「小野IC」より5分(駐車場無料)
電車:JR常磐東線「小野新町」より徒歩10分
以上、最後までご覧くださり誠にありがとうございました。ほかにもお出かけ記事をご紹介していますのでどうぞごゆっくり。