どうも、ぶんちょうです。結論から言うと解決できたのですが、Macbookに入れているセキュリティソフト「ESET」が原因でブラウザに色々と不具合が起きました。意外とネット上に情報がなく、軽く１時間ほどハマったため備忘録として記事にいたします。
ちなみにESET CYBER SECURITY PRO（イーセットサイバーセキュリティプロ）は、シマンテックやウィルスバスターほどの知名度はありませんが、Macユーザーには人気のあるセキュリティソフトです。
MacOSでESET CYBER SECURITY PROを使うとページ表示が遅くなったり不具合が起きる件
ESETは利用可能ユーザ数に応じて「ESET FAMILY SECURITY（マルチプラットフォーム5台まで）」又は「ESET PERSONAL SECURITY（同１台まで）」という商品に分けられていますが中身は一緒です。うちでは後者を選択しました。
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なお、今回試したMacbookは、USB TYPE-Cを備えた「新しいMacbook」Retina,12-inch,Early2015です。OS環境はMacOS X Yosemite ver,10.10.5、OS X El Captitan ver,10.11.3の両方で発生した症状です。MacbookAirも使用していますがそちらにはESETを入れていません。
ページ表示の不具合について
以下のようなページ表示不具合が頻発しました。キャプチャ付きで1つずつご説明します。
・ブラウザのページ表示速度が遅い。特にChrome。いつまで経ってもページ読み込みが終わらない。
・ページが表示できたとしても、Google AdsenseバナーやTwitterボタンが表示できない。
・だがAmazonバナーやA8.netバナーは表示できている。
・Amazonへのリンク（AmazonJSプラグインを使用）は表示できるが、商品画像が表示できない。
・Twitterウィジェットが正常に表示できない。だがFacebookウィジェットは表示できている。
・Wordpress標準のコメント欄が表示できない。
・Google検索をした際、Chromeで「データを受信していません」「ERR_EMPTY_RESPONSE」といったエラーページが表示してしまう。だがURL直入力やブックマークからの一般サイト閲覧は問題なし。
あからさまにChromeが最も不具合が多かったのですが、SafariやFirefoxでも似たような症状が起きました。
ページ表示不具合解消のために行ったこと（成果なし）
・ESET CYBER SECURITY PROのバージョンを確認。
→ネットでの情報では、V5はYosemiteと相性が悪いとのことだが、もともとV6にアップ済みである。
・ESET CYBER SECURITY PROの機能を全て個別停止。
→状況変わらず。
↓
・システム環境設定＞ネットワークで不要な接続設定を削除。
→状況変わらず。
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ページ表示不具合解消のために行ったこと（成果あり）
・ESET CYBER SECURITY PROでブラウザを除外設定に指定。
→解決。
設定方法の詳細は次の通り。再現性も確認できましたのでキャプチャと説明を記載します。
ESET CYBER SECURITY PROの除外設定方法
画面右上のESETアイコンから「詳細設定」を開く
保護メニューから「一般」を開く
スキャナオプションから除外「設定」を開く
「Webとメール」を選択、除外表示で「アプリケーション」を選択、左下の「＋」を開く
除外設定したいブラウザを選択。今回は最も不具合の多かったGoogle Chrome.appを選んで、OKボタン。
このように除外対象にGoogle Chrome.appが選択されました。
まとめ
根本的な原因がMac OSにあるのかESETにあるのかわかりませんがとりあえず解決しました。
最も積極的に使うブラウザを除外設定しなければならないというのはいかがなものでしょうか。ともあれ、動作が重くなるようなこともなく軽快なため使い続けようと思います。
データ
ESETセキュリティ ソフトウェアシリーズ公式サイト
http://canon-its.jp/product/eset/private/index.html
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