土日のお出かけはどこに行くかというと博物館系が定番に。そんなわけでお台場にある国立科学博物館「日本科学未来館」へ行ってきました。はたしてどんなミュージアムなのでしょうか。
うちには小学生になる娘がいるのですが、我が家のドラえもん英才教育のおかげで、すっかり科学や宇宙などが好きな子になってきました。こんにちは、ぶんちょうです。
日本科学未来館(ミライカン)へ行ってきた
日本科学未来館のアクセス(行き方)と入場料金、予約方法について
まずは日本科学未来館の行き方について。新橋駅から新交通ゆりかもめに乗って、最寄り駅の「船の科学館駅」で下車します。
「船の科学館」の前を通り過ぎてトコトコ歩きます。ちなみにこのへんにはコンビニ(デイリーヤマザキ)があって、イートインスペースもありますので便利です。
のんびり歩いて10分くらいで到着。日本化学未来館は東京国際交流館の敷地内にあります。なお敷地内の駐車場は1時間310円、超過は30分100円です。
チケット売り場に並びます。混雑状況が気になっていましたが多少の行列はあれど回転が速いのですぐに順番になりました。
日本科学未来館の料金表をパシャリ。事前に格安チケットがないか金券屋さんで探しましたがありませんでしたので現地購入します。
入場料は、通常展示(常設展)なら大人630円、中人(小学生~18歳)210円、未就学児は無料となります。【※2024/04/20更新】
今回は特別企画展「チームラボ展」も観ますので大人1,800円、中人(小学生~18歳)1,200円、子供900円と跳ね上がります。支払いはクレジットカードOKです。
午前中に行ったのですがドームシアターガイア(別料金)は既に予約で満席。残念。どうしても観たい人はWEBで事前予約していきましょう。科学未来館ドームシアター事前予約
日本科学未来館の入場チケットをゲットしました。
日本科学未来館の概要と食事スペース
日本科学未来館の館内の構成はこんな感じです。地上1階から7階まであります。
早めのランチタイムということで、お昼ご飯を食べようと最上階の展望ラウンジに上がります。
未来館キッチンというコーナーで軽食を購入することができます。
お値段も良心的で、うどんなどは好きな出汁が選べるカウンターもあってなかなか良さそう。メニューと価格はこちらです。
開館時にニュースでも話題になった「出汁Bar」では、うどんの出汁が4種類用意されています。混ぜても面白いんじゃないかな。
「地球肉まん」「地球わたがし」が青過ぎておいしそうだよ。
出店の屋台のような状態で売られる「地球綿アメ」
でも今回はお弁当をもってきました。わたがし等はあとでおやつとして食べに来ようかという目論見です。
日本科学未来館の最上階ベランダからの風景です。あいにくの曇り空でしたが、お台場を見渡すことが出来てなかなか眺めがいいです。
それでは日本科学未来館を1階から観ていきたいと思います。
日本科学未来館の常設展の展示内容
日本科学未来館:1階
企画展「チームラボ展」
腹ごなしに1階の「チームラボ展」から見て回ります。あくまで特別企画展なので期間限定となります。あえて下調べはしてませんので、どんな感じなのやら。さほど混雑はしていなくて20分くらい並んで入れました。
暗い部屋や通路にプロジェクターやら液晶パネルで不思議な絵柄があって、独特の世界観がありますが、これだけだったら怒るぜ?という気分。
絵や字を触るとそれが動き出すという仕掛け。わかりやすいアーティスティックに娘は楽しそうです。
チームラボのオフィスです。真っ黄色です。デスクに大型の紙が置かれていて、アイデアをすぐ書き留めることができるようになっています。私も一度仕事で行ったことがありますがその部屋は普通の会議室でしたが?
なんじゃ子供騙しだけで終わりか?と思った矢先、メインフロアに入りました。おおお。すごい。その名も「チームラボアイランド」。
ブロックを動かすと線路や道路が変わっていく「何か」。普通なら道路などを書いてからその上に物体を置いていきますが、そのアプローチが逆となります。
光るブロックを動かしたり積み立てたりすると色が変わったりする「何か」。
よく観ると、塗り絵が巨大スクリーン上でうにょうにょ動く「何か」があります。ここは海の世界。塗り絵したものが泳いでくれるらしい。
ぬりえは一人2枚まで試せるとのこと。ぶんちょうはクラゲの絵を選択しました。
ザクのクラゲ、ザクラゲです。いけませんか?
スキャンしてもらいます。富士通のスキャンスナップがこんなところで大活躍。
あーザククラゲが海で泳いでるwwww。意外と面白いものです。
お隣も同じようなコンセプトで、道路や空に塗り絵したクルマやUFOが動きまくってます。
嫁はドラえもんUFOを作成。
巨大なドラえもんUFOが飛んできました。もっと色を塗っておけば良かったと後悔していました。
私は消防車っぽいクルマの塗り絵を選択。
私の働いている会社のロゴを書いてみます。社畜ではありません。会社愛です。
あー、出てきました出てきました。社長、給料上げてください。(後日談:上がりませんでした)
隣の部屋には「お絵かきふなっしー」と題して、ふなっしーバージョンもあります。なかなかサイケな感じ。
前と同じく、フナッシーの塗り絵をしてスキャンしてもらうとプロジェクターに映し出されます。
そのほか、光る大玉転がしで遊んでみたり。
ケンケンパすると鮮やかな波紋が広がる「何か」。
会場限定グッズも売店(未来館ショップ)で販売されているそうです。
楽しかったけど、放っておくとここだけで閉園してしまいそうなので半ば無理矢理娘を連れて次のフロアへ。
ちなみに1階の奥の方に会議室のようなものがいくつかありますが、この日は多目的ルームが解放されていて休憩や食事に使ってもいいとのこと。7階の展望ラウンジは混んでましたが、ここは空いてました。穴場です。
多目的ホールの前では、ユニキャブ(UNI-CUB)というホンダの電動乗り物で館内を見て回る「未来館入門ツアー」が30分700円で体験できます。
一輪車版のセグウェイともいうべきUNI-CUBには年齢制限はありませんが、身長145CM以上でないと乗れません。小学生以下は難しいかな。
私だけでも申し込んでみようと思ったのですが昼過ぎ時点でほぼ満席。。。やってみたい人は早めに予約しましょう。WEB予約はありません。
あらためて日本科学未来館の館内ゾーン一覧はこちら。3階に上がってみたいと思います。
日本科学未来館:3階
常設展示ゾーン(未来をつくる)
ここでは先進テクノロジーの紹介や、ロボットの展示があります。
インターネット上で行われるパケット通信を具現化した設備らしい。
フロアの奥の方にある「ミニラボ(mini-Lab.)」は是非試して頂きたいです。子どもでも化学実験などが体験できます。
ようするに実験室で実験体験させてくれるわけですな。参加料金は無料でした。
うちの娘がチャレンジしたのは、「パウダーXの正体をさぐれ!」と題して、ある粉(パウダーX)が、用意されている3種類の粉のどれを調合して作られたものなのかを化学反応を見ながら推察していく遊びです。
謎の粉に、水とレモン果汁とイソジンを入れて、どう反応するかを総当たりで試していきます。
レンタルの白衣に着替えて、すっかり化学者気分の娘。
化学実験を通じて、回答を探るだけではなく、なぜその回答に至ったかを説明させられます。これはよくできていると思います。
あとプロジェクターを多用したよく分からないブースがあり、少し並んで体験したもののやはり分からなかったのとか。とち狂った東大出身が考えそうだなぁと思っていたら本当にそうだったのは内緒。
じつに東大臭い。
あちこちでプチセミナーをやっています。液体窒素とセラミックを使った超伝導の実験をやっていたりします。
マツコデラックスとアンドロイドの掛け合いが面白い「マツコとマツコ」でも有名になった、石黒教授作のアンドロイドも展示。オトナロイドとコドモロイドが展示。何かしゃべってましたが、リアルすぎてキモい。
日本科学未来館:7階
展望ラウンジに戻って、おやつタイムです。が。。。すごく売り切れです。
地球わたあめ食べたかったのに。やむなく地球もなかソフトクリームを食します。
日本科学未来館:5階
常設展示ゾーン(世界をさぐる)
3階のスロープから5階に上がりました。日本科学未来館のシンボルの地球儀がよく見えます。この地球儀、LEDパネルが貼り付けられていて刻一刻と柄が変わっていくのが観ていて面白いです。
どうでもいいんですがスロープの途中に研究室のようなものがあり、マックだらけ。もう少しケーブル整理してみないか?
スロープの手すりに宇宙飛行士の顔写真がならんでいます。
「宇宙への挑戦者たち」と題しまして、「これまでに宇宙に行った宇宙飛行士と生物を年代順にご紹介します。」とのこと。
1957年、一番最初に宇宙に行って帰ってきたのは犬でした。
1966年はおなじみアームストロング船長。どうでもいいけど、宇宙飛行士って髪が薄い人多いのはなぜなんでしょうか?宇宙線浴びすぎでしょうか。
5階には、いきなり国際宇宙ステーション ISSのレプリカが鎮座。
国際宇宙ステーションの宇宙居住棟の内部にも入ることが出来ます。宇宙で長期間滞在するにしては狭いかな。
宇宙飛行士のスケジュールをパシャリ。こんな規則正しい生活したら気が狂いそうです。睡眠時間は7時間ということかな。
宇宙で食べられているキューピーマヨネーズも展示されています。宇宙マヨネーズのキャップは白でした。
医療関係の展示がありますが、子供騙しだったので割愛します。でも工事中だった「細胞たち研究開発中(CELLS in Progress)」は観てみたかった。
でた。超深海に潜ることが出来る潜水艦「しんかい6500」です。
ロボットアームかわゆす。これで深海調査をするわけですな。
コックピットは水圧に耐えられるように球体になっています。少しだけですがコックピットに乗ることができます。ここに3人の大人が乗るって狭すぎる。
スーパーカミオカンデの10分の1レプリカがあります。縮小版とはいえ結構な大きさです。実際にはこれの10倍と思うと巨大さに脅かされます。
未来館カフェ(授乳室あり)
時間の都合、写真しか取れませんでしたが、未来館カフェでは最近流行のミドリムシスイーツなど面白そうなものが食べれます。メニューはこちら。
午後には次々と売り切れていましたので、どうしても食べたい人は早めのランチタイムを取った方がいいと思われます。
日本科学未来館:1階売店
未来館ショップ(Miraikan Shop)
ようするに売店なのですが、展示エリアとは隔ててありますので、チケットを買わなくても入ることが出来ます。ちなみにクレジットカードも普通に使えます。
「ミドリムシ冷えてます」。ユーグレナとか言うそうですな。
先ほど特別展で見た、チームラボの会場限定グッズもあります。ふなっしーコラボ的なやつも。
品揃えは基本的に博物館のそれと同じかな。北の丸の科学技術館と大体同じです。
ただ、これは注目。電子部品アクセサリー。
やばい。使いようがないけど、めちゃめちゃ欲しい。
「油圧」Tシャツ。危うく買いそうになりました。
角がたくさんあって無駄に消しやすそうな「進化の過程消しゴム」。
まとめ
時間があったらもう一度行きたいと思います。期間限定の企画展のレベルが高かったので、次の企画展も楽しみですし、事前にドームシアターのチケットをWEB購入したいと思います。
また、例によって営業時間が短いので、ミニラボやドームシアターも満遍なく楽しもうとすると一日では足りません。
ちなみに館内に喫煙所はありません。再入場は可能なので、愛煙家の方は携帯灰皿を持参していきましょう。
データ
公式サイト
https://www.miraikan.jst.go.jp/
営業時間など
10:00~17:00 ※入館は閉館30分前まで
休館日は原則火曜日(火曜日が祝日の場合は開館)、年末年始(12月28日~1月1日)
アクセス地図
東京都江東区青海2-3-6 Tel: 03-3570-9151(代表)
最後までご覧頂きありがとうございました。