中国の海外通販サイトGEARBESTで「Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HD」を買ったからレビューしますよ

以前の記事『高音質で低価格と話題の中華イヤホン「KZ ZS6」を買ってみたのでレビューしますよ』でご紹介しました通り、今や中華イヤホンは恐るべきレベルまで来ているのが分かりました。そのときはAmazonで買ったのですが、今回は一円でも安くということで中国の通販サイトGEARBESTでの購入をしてみました。

目次

中国の海外通販サイトGEARBESTで「Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HD」を買ったからレビューしますよ

中国の通販サイト「GEARBEST」で買い物してみた

中国のネット通販サイト「ギアベスト」、通称ギアベは、ぱっと見が白と黒とオレンジの配色でちょっと前のAmazonにそっくりな気もしますが、、、その代わりに画面操作感もAmazonのそれと似ているので英語に抵抗のない方ならすんなり使うことができます。

https://www.gearbest.com/

「Sign in」からユーザー登録して、確認メールを承認して、商品を探して購入する、という流れはもはや万国共通で困ることはありません。細かい説明は端折りますね。

GEARBESTでは中国元でもドルでもなく日本円建てで支払うことができ、商品によっては「Shipping Cost:FREE SHIPPING toJapan Via Unregistered Air Mail(no tracking information)」とあるように日本へのエア便の送料が無料となっています。

支払い方法は各種クレジットカード(VISA、master、JCB、Dinners)やペイパルが利用できます。ちょいちょいフラッシュセールやタイムセールをやっているのでよかったらご覧下さい。

 

Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDを選んだ理由

今回、狙いを定めたのはXiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDです。

Xiaomiシャオミ(小米)といえば中華人民共和国北京市に本社を置く総合家電メーカーで、日本では格安スマホのAndroid端末やモバイルバッテリーなんかを販売しているので名前を聞いたことがある人も多いと思います。

また、シャオミは巨大マーケットであるインドでサムスンを撥ねのけてスマホのトップシェアを取っていることでも有名です。

で、Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDを選んだ理由としては、2本のダイナミックドライバと1本のバランスドアーマチュアドライバを搭載した2DD1BAのハイブリッドイヤフォンであって、価格は約3,000円という低価格を実現しているということです。

逆に言うと概ね3,000円以内で、先日買ったKZ社以外のハイブリッドイヤホンで面白そうなのはないかな~と探していたらコイツに行き着いたってところです。

 

Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDが到着したので開封レビュー

ギアベストでオーダーから1週間ほどして届いたのがこちら。国内は佐川急便が担当しているみたいですな。

普通のクッション封筒に包まれて海を越えてきた商品。最近のAmazonやヨドバシのような過剰梱包に慣れてしまった身としては若干不安になりますが。裏面には国際便の伝票が貼られています。

案の定、パッケージの角にはあたった痕があります。まあ私は気にしませんけど、高級イヤホンも同じ梱包だとするとちょっといやだなあ。

というわけで届いた商品がこちら。白いパッケージにイヤホンの写真とハイレゾマーク。なんだかソニーかなんかのイヤホンと既視感がぬぐえない。中央にある汚れみたいなものはシールのはがし痕のようです。

パッケージの裏面はこちら。英語も書かれているので読めます。インピーダンス32Ωの98dbで、周波数帯域は20~40,000Hzというハイレゾ対応品です。

開けてみるとプラケースに上品に収まったイヤホンと、収納袋がセットになっています。
プラケースの裏面にもスペックが書かれてますので、パッケージは捨てちゃいます。

プラケースをさらに開けるとこんな感じ。イヤーピースが綺麗に収まってます。これは機能性が高くていいですね。装着済みを合わせると4種類のシリコンイヤーピースが付属しています。

しかしこの収納袋、オマケなんだろうけど縫製がひどい。特に端のほうがデタラメで、一昔前の100円ショップレベルです。どうせ使いませんが印象ダウンです。

というわけでイヤホン本体をプラケースから出してみました。

ちょいと大きめのリモコンがこちら。

リモコンを使うと、聴いている音楽の再生や一時停止、曲送りができます。AndroidだけでなくiPhoneでも使えるのはありがたい。「Mi devices」とありますが、実際にXPERIA XZでも一通りの操作が可能でした。

でもリモコンの位置が上過ぎやしませんかね。マイクを内蔵しているから仕方がないのかもしれませんが、実際に装着してみると首元の左側にリモコンが来ます。右手でリモコン操作しにくいことが個人的にはちょっと違和感がありました。

肝心の音質について触れてみたいと思います。とりあえず24時間ほどエージングをしてから聴いてみました。

プレイヤーはXPERIA XZとiPhone6sに直差しで、音源ソースはいつも通りaikoの曲をいくつか。

結論から言っちゃうと、やっぱり中華イヤホンはスゴイね。たかだか3,000円クラスとは思えない音質です。国内メーカーの7,000〜8,000円クラスかな。

繰り返しになりますが、Xiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDは中低音域をダイナミック2発、高音域をバランスドアーマチュア1発が担当しているハイブリッドなわけですが、両者のいいどこ取りができていると感じました。

バランス的にはまあまあドンシャリ。でも低域はブーミーではなくキレと太さがあるので好印象です。中音域もボリューム感があっていいですね。高音域は堅いかな。超高音域はもっと堅い。刺さるほどではありませんが。

低域から高域までのつながりも悪くありません。ただ厳しめにみると中域から高域へのつながり、すなわちダイナミックからバランスドアーマチュアへバトンタッチする辺りから途端に線が細く堅くなる感じがしてしまいます。

これはバランスドアーマチュアが悪いというのではなく、ダイナミックの出来が良すぎるため感じてしまうのではないかと個人的には想像しています。エージング次第でだいぶ変わるような気がしますのでもう少しやってみたいと思います。

音圧は強め、前へ前へという感じもします。バランス的にBAよりもダイナミックドライバが勝っているためか音場は狭いです。いい意味でも悪い意味でもイヤホンっぽい感覚です。そのためボーカルはかなり前に来て、ストリングスはすぐ奥にあるような感じです。パンチがあるのでロックやノリのいいJ-POP、特に男性アーティストなんかは向いていると思います。音場が広く色つやを綺麗に聴かせるaikoのような女性アーティストの場合はKZ ZS6の方が合っています。

Gearbest KZ ZS6 (Black)

使い勝手としては、いちようカナル型ではありますが形状的にあまり耳深くには入らないため、多少外の音が聞こえます。遮音性は低いといえますが逆に言えばカナル型に慣れていない人でも気にならず使うことができると思います。

また音質とは関係ありませんが、このリモコン、慣れてくると結構便利ですね。久しぶりにリモコン付きを買いましたがなかなか気に入りました。

良いところ悪いところ書きましたが、コストパフォーマンス的には同等の国内メーカー品を超える品質だと思います。いい買い物をしました。

まとめ

今回、海外通販サイトGEARBESTで初めてオーダーしてみましたが、何ら問題はなく商品は届きました。梱包状態も普通で安心しました。また使ってみたいと思います。

届いたXiaomi Mi In-Ear Headphones Pro HDは、「中華イヤホン恐るべし」を再認識させるほどの音質なのに低価格というハイコストパフォーマンスを発揮しました。

正直、3,000円そこそこのリモコン付きイヤホンなんざ何の期待もしていなかったのに良い意味で裏切られました。使うほどにエージングされて気になった高音域の固さは解消されていくでしょうから、またしばらく使ってみたいと思います。

ちなみにAmazonのレビューでも絶賛されてました。

ただ、ステマでもなんでもないんで正直な言いますけど、自然さや音場の広さといった高級イヤホンの特徴を兼ね備えているKZ ZS6の方がオススメではあります。多少刺さりますけどKZ ZS6の方がコストパフォーマンスは高いです。

 

以上、ブログ「オニオン座」がお届けしました。最後までご覧下さり誠にありがとうございました。ほかにもガジェットネタをご用意していますので他の記事もどうぞご覧下さい。

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